訴訟に関するお知らせ

2015年3月 6日 (金)

【動画】【第10回口頭弁論】期日後集会の様子をアップしました!!

 

第10回口頭弁論の期日後集会・記者会見の様子をアップしました!!

今回は、提訴以来、初めて、被告東電による法廷での準備書面の陳述が実施されました。

集会・記者会見の様子はこちらからご覧下さい

       ↓↓↓

パート1 https://www.youtube.com/watch?v=AOEQz_HYgO4

パート2 https://www.youtube.com/watch?v=zEaWrwuStws

パート3 https://www.youtube.com/watch?v=lqjaiY_mMBU

2014年11月 7日 (金)

【動画】期日後集会の様子をアップしました!!

第9回口頭弁論が開催されました。


今回の口頭弁論から、大飯原発運転差止訴訟で差止判決を勝ち取った大飯原発運転差止弁護団長の佐藤辰弥弁護士にも参加していただきました。

期日後集会・記者会見の様子を動画にしましたので、ご覧ください。

  動画はこちら(ユーチューブです)
    ↓↓↓

  http://youtu.be/TeyvzkJUsuo
  http://youtu.be/_Lj0NixeY7w



2014年6月17日 (火)

【入廷者募集!!】第8回口頭弁論

第8回口頭弁論期日のご案内

日時:平成26年7月10日(木)午後3時~

場所:新潟地方裁判所

【入廷者募集要領】
 

(1) 応募方法等

応募方法:氏名(ふりがな)、住所、連絡先(電話、FAX、メールアドレス)、原告/サポーターの別を明記し、件名に「入廷希望」と明記の上、以下の応募先までご応募ください。


応募先:水内基成法律事務所
(FAX 025-225-3148、メール
m-mizu@theia.ocn.ne.jp )

  応募締切:平成26年7月2日(水)午後5時(厳守)


(2) 入廷者の決定方法

 応募者多数の場合は、原告・入廷経験の無い方を優先して抽選します。

 入廷していただける方にのみ、集合場所・集合時刻等の詳細をご連絡します。抽選から漏れた方にはご連絡しませんので、ご了承ください。

(3) 裁判前集会、報告集会・記者会見

 当日は、以下のとおり集会を開催予定です。場所はいずれも弁護士会館2階会議室です。入廷できない方も含め、多数のご参加をお願いします。

午後2時~  裁判前集会(弁護団から裁判の概略をご説明します)

午後4時15分頃~(裁判終了後) 報告集会・記者会見

【裁判所が実施する一般傍聴券配布の抽選について】

裁判の当日、裁判所が一般傍聴券の配布や抽選を実施する場合がありますので、上記にて応募し落選された方も、そちらへの参加をご検討ください。

2014年3月27日 (木)

【第7回口頭弁論が開かれました】

柏崎刈羽原発差止請求訴訟 第7回口頭弁論が開かれました!!


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◆原告からの意見陳述


今回も原告のうち,お二人から意見陳述をしていただきました。


まず,小千谷市で農業を営む堀井修さんから,「百姓は,田んぼや畑があって初めて生業と

して成り立つ。家の中で避難していれば何とかなるとか,どこかに逃げればよいとはいかな

い。避難するのに田んぼや畑を持っては行かれません。百姓は何代もかけて田んぼや畑を

切り開き,堆肥を入れて土地を肥やしてきた。農地は私たちの命だ。」と地元の魚沼弁をまじ

えて訴えました。


次に,郡山市から避難している高島詠子さんから,「福島の桜は何事もなかったように咲

いたが,私たちは何事もなかったようには生活できなかった。花も放射性物質に汚染され

ている。自然に触れることは五感の発達に良いことなのに,子どもには『触っちゃ駄

目!!』と注意しなければならない。これ以上大切なものを奪わないでください。それが福

島事故を経験した私たちの切実な願いです。」と訴えました。


意見陳述の詳細はこちら → http://datsugennpatsu.cocolog-nifty.com/blog/


◆原告側の主張


今回は,3通の準備書面(主張書面)を提出しました。


~ご都合主義の規制基準では原発立地住民の信頼は得られない~


まず,和田弁護士が,泉田知事のコメントを引用して,新規性基準を批判しました。

新規性基準には,j従来定められていた立地審査指針(原発を設置する際には,原発は住

民から十分に離れていることなどをを求めた指針)が欠落しています。規制委員会の田中

委員長は,「福島のような放出の状況を仮定すると立地条件に合わなくなってしまう。」と記

者会見においてコメントしており,いわば,ルールを守れそうにないので,ルールを廃止し

たのです。



~いまだに繰り返される汚染水トラブル~


つづけて,江花弁護士が,平成25年11月22日からこれまでの汚染水等のトラブルを紹

介したうえ,そのようなトラブルは人為的であると批判しました。さらに,被告東電の隠蔽体

質も批判し,被告東電は,福島第一原発の廃炉処理に注力すべきなのであって,再稼働

をすべきではないと主張しました。


~真殿坂断層の活動性は否定できない~


最後に,小泉弁護士が,①敷地内直下のαβ断層,②敷地近傍の断層である寺尾断層,

③露頭調査・ボーリング調査の結果に基づいて,とりわけ,中越沖地震後の真殿坂断層

の活動性が否定できないことを主張しました。

この点について,被告東電は,活動性はないと主張しているわけですが,今のところ合理

的説明はありません。

原告の主張の詳細はこちら↓↓↓
http://datsugennpatsu.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-c8cc.html



◆原告からの被告東電に対し,釈明を求める


被告東電は,今回の口頭弁論において,被告準備書面(4)を提出し,「福島の事故は津

波が原因である」との主張を行いました。

しかし,被告東電が提出した準備書面(4)の内容は,被告東電が,昨年12月に発表した

公式の報告書の内容と異なるものでした。

すなわち,被告東電は,裁判上では,公式の報告書と異なる説明をしているのです。

伊東弁護士は,この点について,いずれの見解が被告東電の見解なのかはっきりするよ

う求めました。


続けて,高野弁護士から,被告の主張する,①不明の断層について,②被告の考えるα

断層・β断層の形成過程について説明するように求めました。


さらに,中村弁護士から,①フィルターベントの完成予定時期,②フィルターベントを稼働し

た際に生じる被爆の程度,③フィルターベントを稼働する際の避難状況の確認の手順を説

明するよう求めました。

フィルターベントの点について,被告東電は,「対応を検討中」としましたが,裁判長は,

「フィルターベントに関わる点なので,是非回答してほしい」と述べました。






2013年12月17日 (火)

【柏崎刈羽原発差止訴訟】第6回口頭弁論が開催されました!!

12月16日、柏崎刈羽原発差止訴訟の第6回口頭弁論が、新潟地方裁判所にて開催されました。

当日は、天候の心配もありましたが、雨に降られることなく入廷行動を行うことができました。

いつもどおり、弁論前集会をした後、入廷行動を行い、口頭弁論にのぞみました。

入廷行動の様子

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■口頭弁論開始!冒頭に原告から再度の求釈明を行うも、東電は回答を拒否


はじめに、原告側から、被告東電に対し釈明を求めました。


原告側から求めた内容は、おおむね、以下のとおりです。

① 新規制基準を満たすための安全対策として、被告東電が、現時点で実施中のもの・実施予定のものを明らかにしてもらいたい

② ①の安全対策について、(第一、第二フィルターベントを含めて)、それぞれ完了時期を明らかにしてもらいたい

③ 被告東電は、「運転再開につき、予め立地自治体の理解を得る取組みも行う必要がある」と述べているが、ここにいう「予め立地自治体の理解を得る取組み」とは、どのような取組みを指すのか、具体的な内容を明らかにしてもらいたい

④事業者防災事業計画を定めるにあたっての立地自治体との協議はいつころを予定しているのか

※求釈明の詳細は、こちら(『求釈明申立書』をご覧下さい)
   ↓↓↓
http://datsugennpatsu.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-9e25.html


原告側からのこのような求めに対して、被告東電からの返答は、

「検討した結果、現時点で答えることはない」

というものでした。


■原告からの意見陳述。南相馬の元教員からの切実な訴え。


続いて、原告お二人からの意見陳述が行われました。

はじめに、以前南相馬で中学校の教員をされていた竹中柳一さんからの意見陳述を行いました。

実際の南相馬・浪江の写真を交えながら、南相馬の現状を説明していただきました。

そして、実際の資料を示しながら、原発事故が、「子供を共通の財産として成立していた地域社会を根本から壊してしまった」と指摘されました。


つづけて、佐藤隆一さんから意見陳述をしていただきました。

佐藤さんは、小千谷市在住で、水俣病などの公害問題をきっかけに、原発が無害化が不可能な廃棄物を生み出すことに疑問を抱き、自然エネルギーに関心を持つようになったとのことです。

ご自宅には、ソーラーパネルを設置しており、ご自身の経験から、「チリも積もれば・・・」と継続することの重要性を訴えました。

※意見陳述の詳細はこちら
  ↓↓↓
http://datsugennpatsu.cocolog-nifty.com/blog/


■弁護団から準備書面の説明

今回、弁護団からは、準備書面15~19が提出されました。内容は多岐にわたりますが、おおむね、以下のとおりです。

・準備書面15 ~ひずみ集中帯の中にある柏崎刈羽地域~

高野義雄弁護士から、「ひずみ集中帯の中にある柏崎刈羽地域」について説明をしました。

高野弁護士は、柏崎刈羽地域は、「新潟-神戸ひずみ集中帯」に位置していること、この地域では現在も歪みが集中し続けていること、柏崎刈羽原発が立地している西山丘陵は深部延長断層の真上付近にいちすることから、将来再び巨大地震が発生する可能性が非常に高いこと、を主張しました。


・準備書面16 ~安田層堆積年代のもつ意味~

小泉一樹弁護士から、「安田層堆積年代のもつ意味」について説明をしました。

小泉弁護士は、活断層か否かが争点となっている「安田層」について、被告東電が、国の指針・基準が変更するたびに、自らの見解をコロコロ変更していることについて、説明がありました。

すなわち、被告東電は、「安田層」が活断層であると認定されたら困るので、指針・基準が変わるたびに、規制をすりぬけるかのように安田層の堆積年代等の自らの見解をコロコロと変えてきたのです。

今回の被告東電の主張によれば、新規制基準をすりぬけるために、「古安田層」という新たな考え方を、急に持ち出してきました。

このような被告東電の態度は、信用できるものでしょうか・・・?


・準備書面17 ~福島原発1号機のIC配管の損傷~

伊東良徳弁護士から、福島原発1号機の水素爆発は、IC配管の損傷すなわち、地震が原因であるとの説明をしました。

被告東電は、爆発箇所について、1号機「5階」、爆発の原因について、「何らかの理由で着火した」と主張していました。

しかし、伊東弁護士等の調査により、爆発箇所は4階、爆発の原因については「IC配管の損傷」であると説明する方がより合理的であることが判明しました。

なお、被告東電は、伊東弁護士の主張を受けて(かどうかは明らかではありませんが)、12月13日付けで、爆発箇所については、「建屋上部」、爆発原因は「不明」と、なぜかこれまでの自らの主張を後退させています。


・準備書面18 
~被告による汚染水処理と原発を稼働する資質・能力について~


江花史郎弁護士から、汚染水の問題について、説明をしました。

汚染水漏れの問題は、連日報道されているとおりですが、問題は汚染水漏れが、単純な人為的ミスによって発生している点です(この点については、規制委の田中委員長も「ばかげたようなミス」とコメントしています。

江花弁護士から、このような単純なミスを繰り返す、被告東電が、柏崎刈羽原発を適切に稼働したり、過酷事故時に適切な対応をしたりすることができるのか、との主張がなされました。


・準備書面19 ~シビアアクシデントにおける人的作業の現実的可能性~

猪俣啓介弁護士から、シビアアクシデントにおける人的作業の現実的可能性について説明しました。

原発でひとたびシビアアクシデントが発生した場合に、現場でその対応を行うのは、生身の人間です。いうまでもなく、その作業は命がけの作業となります。

つまり、シビアアクシデントが発生した場合には、被告東電は、作業員に対し、命がけの作業を命令しなければならない状況に置かれるのです。

そのような命令は、法的にも倫理的にも、許されるはずがありません。

猪俣弁護士は、このような状況では、結局のところ、シビアアクシデントが起きた場合には、原発の安全性が確保されることなどそもそもあり得ないのであるから、再稼働は許されないと主張しました。

※準備書面の詳細は、こちら
  ↓↓↓
http://datsugennpatsu.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-9e25.html


■次回期日

次回の口頭弁論は、従前の予定どおり、平成26年3月27日15時~と指定されました。


記者会見の様子

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【訴訟の進行状況について】柏崎刈羽原発差止訴訟


訴訟の進行状況についてのお知らせです。

第6回口頭弁論までの書面の提出状況や主張の状況をまとめましたので、是非ご参照下さい

『訴訟の進行状況について』 → 「sinnkoujyokyo6kai.pdf」をダウンロード



2013年12月10日 (火)

【第6回口頭弁論】当日のスケジュール

【柏崎刈羽原発差止訴訟】第6回口頭弁論の当日のスケジュールのお知らせです


1 裁判の日時・場所

  平成25年12月16日(月)午後3時~

  新潟地方裁判所2号館(刑事裁判棟)第101号法廷にて

2 内容(予定)

  原告(2名)の意見陳述、弁護団からの主張概要の説明等

  準備書面はこちら
  ↓↓↓
  http://datsugennpatsu.cocolog-nifty.com/blog/cat50159558/index.html

3 集合時刻、場所、当日のスケジュール

 ①午後1:50   集合(新潟県弁護士会2階会議室)
 
 ②午後2:00~  裁判前集会

 ③午後2:25~  入廷行動(裁判所わき西堀通り側歩道)

 ④午後3:00~  法廷にて第6回口頭弁論
 
   ※法廷に入れない方は弁護士会2階会議室が待機場所となっております

 ⑤午後4:15ころ~ 報告集会・記者会見(新潟県弁護士会2階会議室)





 





 

  

2013年9月13日 (金)

【訴訟の進行状況について】柏崎刈羽原発差止訴訟

訴訟の進行状況についてのお知らせです。


現在の書面の提出状況や主張の状況をまとめましたので、是非ご参照下さい。

『訴訟の進行状況について』 → 「shinkoujyoukyou.pdf」をダウンロード


 

2013年9月10日 (火)

【今後の弁論日程のお知らせ】柏崎刈羽原発差止め訴訟

■柏崎刈羽原発差止め訴訟に関するお知らせ


今後の弁論期日の日程(予定)のお知らせです。


 □第6回口頭弁論期日   
1216日午後
 
 □第7回口頭弁論期日     
27日午後
 
 □第8回口頭弁論期日     
10日午後


※場所は、いずれも新潟地方裁判所です。




2013年9月 5日 (木)

【一般傍聴券の抽選について】第5回口頭弁論

第5回口頭弁論の一般傍聴券の抽選のお知らせです。



◇整理券交付時間 平成25年9月12日(木)

             午後1時50分から2時05分まで

◇傍聴券交付時間 同日

             午後2時10分から2時20分まで

◇場所         いずれも、新潟地方裁判所車庫前の傍聴券交付所



詳しくは、こちら → 
新潟地裁ホームページ


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